寒河江市を拠点とする1932年創業の紡績・ニットメーカー佐藤繊維は、独創的な糸の開発により、世界のトップメゾンと取引を行っていることで知られています。同社が地元の酒蔵を譲り受けて移築し、工場として使用していた築100年以上の石蔵2棟をリノベーションし、寒河江と世界をつなぐインターセクション〈GEA〉をオープンさせたのは、2015年のことでした。

石蔵は、つくり手目線でセレクトされた世界中の最新ファッションが揃う〈GEA1〉、専門バイヤーが国内外で買い付けたツールが揃うライフスタイルエリア〈GEA2〉、山形の食文化を発信するレストランやグロッサリーが併設されたフードエリア〈GEA3〉から構成されます。