特集：そこの魅力を語ろう！／大蕨の棚田

/ 更新日 / 2024.11.06

山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市７町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。

今回は、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、それぞれのまちにあるイベントや場所について、その魅力をお伝えいただきます。

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■制作者：長岡憲吾（山辺町美力発信課　主任）

■概要
大蕨の棚田は、山形市から西へ約15kmの山辺町西部の山間部にある小盆地に開かれた棚田です。
昔ながらの田園風景を残す大蕨の棚田は、平成11年に農林水産省が行った「日本の棚田百選」に選ばれたほどの景観。刈り取った稲を天日干しする稲ぐいがズラリと立ち並ぶ風景は壮大です。

■この場所の魅力
稲をかけて天日干している稲ぐいにソーラーライトを取り付け、毎年9月中旬から10月上旬までの期間、夜のライトアップを行っています。
稲ぐいは約1000本あり、その一つ一つにとりつけるため、その作業は大変ですが、その風景は圧巻です。
その風景を前に、初めて訪れた人は驚く人も少なくありません。
また、「棚田に光を地域に元気を。」との願いを込めて、ライトアップ中に山形交響楽団メンバーによる「トワイライトコンサート」を毎年行っています。夜の棚田にライトアップ、音楽鑑賞と他にない組み合わせがとても素敵です。