いろんなものが連鎖して、いろんなふうに展開していく

/ 更新日 / 2023.05.30

大山裕貴さん

大山裕貴さんが村山市への転入届を提出したのは、2021年5月のGW明け。名古屋の地を離れてはじめて山形に足を踏み入れた日から、もうすぐ丸1年になろうとしている頃のことでした。それは「試しに暮らしてみる」段階から「ここで暮らしていくことを決めた」段階へとシフトしたことの表れでもあったのでしょう。

大都市から東北の片田舎への移住定住の好事例でもあり、リモートワーカーゆえに可能な新しいライフスタイル確立の成功例でもあり。しかし、実際のところ、本人にとっては「本格的にここで生きていくことになるというのは、かなり想定外の出来事」だったと言います。さて、それは一体どういうことなのか? とりあえず飛び込みでやってきたこの地で、裕貴さんの身に起きた意外な展開とは?