地域課題に取り組み、未来をひらく
/ 更新日 / 2021.04.15
山形県立村山産業高等学校
山形県立村山産業高等学校は、農業・工業・商業という3つの産業分野の専門学科を併設しているユニークな複合型専門高校。県立村山農業高校と県立東根工業高校が統合され2014年に開校して以来、グローバルな視点に立った先進的な産業教育の場として、実践的なカリキュラムを展開。地域の産業や社会の発展を担う人材を育成しています。
卒業を間近に控えた3人の3年生チーム、流通ビジネス科で学んできた末永愛乃さん、田村琴美さん、阿部ななみさんは、まさにこれから、自分たちが課題研究で取り組んできたテーマの研究成果を、村山市役所の担当者にプレゼンテーションすることになっていました。課題研究とは、自分たちで主体的に地域の課題を探り、発見し、調査し、解決の方法をプランニングし、それを実行し、そしてさらに改良していく…というような自主性重視の実践型学習プログラムです。
自分たちがどのように地域の課題を見つけ、どのような解決のしかたを考え、実践しようとしたのか。そしてそれを村山市の未来にどうつなげていきたいのか。彼女たちの学習成果の総まとめが、村山市への提言というかたちになろうとしていました。