水の町屋七日町御殿堰

/ 更新日 / 2020.10.24

水の町屋は民間主導の開発であること、新築とリノベーションが敷地内で共存していることが特徴です。その名の通り、七日町を流れる御殿堰という水路を活かした商業施設として、2010年4月に開業しています。
その時に新築された手前の黒っぽい建物は、東北で初めて木造軸組工法による耐火建築物として防火地域で実現されたもの。奥の二棟の蔵は、それぞれ明治の座敷蔵と大正の荷蔵として元々建っていたものをリノベーションしてお店に変えたものです。
この水の町屋は、2011年のグッドデザイン賞のほか、第32回東北建築賞(作品賞)、第8回木の建築賞(日集協集成材建築賞並びにメンバーズチョイス賞)、2013年度JIA優秀建築選、第25回公共の色彩賞(環境色彩10選)など、多方面で受賞しています。

(つづく)