日本で、世界で、ユニークな存在
「居合神社」
/ 更新日 / 2020.10.06
世界唯一のユニークな神社、「居合神社」。古くは熊野明神、林崎明神とも呼ばれていたというこの神社には、居合道の始祖とされる林崎甚助重信公が祀られています。
室町時代、村山市に生まれた林崎甚助重信公は、暗殺された父の仇討ちのために幼い頃から剣法の上達を熊野明神に祈願参籠し修行に励み、神妙秘術の抜刀術を悟り開眼。仇討ちの旅に出てやがて見事本懐を遂げたとのこと。1560年頃のお話です。以来、剣術の道を志す人たちの聖地ともいうべき場所となったのでしょう。サムライの最後の時代であった江戸時代においても、居合・剣術の修行をする者が多くこの神社を訪ねお参りしたのだそうです。