特集:そこの魅力を語ろう!/笑ちゃんの果樹園
山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。
今回は、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、それぞれのまちにあるイベントや場所について、その魅力をお伝えいただきます。
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■制作者:梅木 達也(東根市経済部農林課 地域おこし協力隊)
■概要
東根市の東郷地区にある「笑ちゃんの果樹園」は、さくらんぼ、桃、ぶどう、ラ・フランスを作る果樹園です。6月上旬~7月にかけて、さくらんぼのもぎ取りができます。市場に出回るさくらんぼとは違う、採りたてのさくらんぼを味わうことができます。
JRさくらんぼ東根駅から車で東方面に進み、15分程度で果樹園へ着きます。近くに乱川が流れる山に囲まれたのどかな場所で、時間がゆっくりと流れています。見渡す限り広がる、真っ赤に実ったさくらんぼを自分の手で収穫し、その場で味わう体験は、きっと特別な日になると思います。
また、果樹園の近くや市内には、山形名物のおいしいお蕎麦屋さん、さくらんぼ東根温泉もありますので、こちらも是非楽しんでください。
■この果樹園の魅力
〜日々の喧騒をちょっと忘れて、普段の生活では味わえない贅沢な時間を〜
「来てくれた方に喜んでもらいたい。美味しかった、また来年も来ます。と言ってもらえることが何よりうれしい。」
暑い中、作業をしながら、園主の奥山笑子さんは名前の通り、笑顔で話してくれました。東京から地域おこし協力隊としてきた自分を温かく迎えてくれたこちらの果樹園は、笑子さんとそのご家族、ご友人の少人数で運営されています。ここに行くと、いつも優しい気持ちになります。
でも、農作業中はとても厳しく、細かな点に目を光らせ、過酷な作業にも妥協は一切ありません。東根市で果樹農家としてずっとやってきた誇りと情熱、それに優しくて温かい笑子さん達の人柄が共存し、それが反映されている果樹園だと思います。
日本一のさくらんぼを味わいながら、いつもの日常をいったん忘れて、楽しんだり、リラックスしたり、何かを考えたり……。沢山の方に訪れてもらいたい、僕の一番好きな場所です。
■インフォメーション
笑ちゃんの果樹園HP: http://www3.ic-net.or.jp/~emiko/