特集:そこの魅力を語ろう!/『山形市郷土館 秋季企画展 みんな大好き!五堰のひみつ』

/ 更新日 / 2024.09.13

山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。

今回は、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、それぞれのまちにあるイベントや場所について、その魅力をお伝えいただきます。

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制作者:今のどか、伊藤なつみ(山形市 文化創造都市課 地域おこし協力隊)

■概要
山形市の街の景観を形作っている山形五堰について紹介します。山形五堰は生活用水、農業用水として使用されている約400年の歴史のある用水路で、令和5年、世界かんがい施設遺産に登録されました。
本企画展では、山形五堰の歴史や現在の活用について展示、解説します。近年、七日町御殿堰はかつての面影を残しながら整備されました。今後も、観光や街づくりの分野で活用が見込まれる山形五堰について、山形市民の皆様のみならず、多くの観光客の皆様に知っていただきたく、企画展を開催します。この機会に、山形五堰に興味を抱いていただけますと幸いです。
地域おこし協力隊によるギャラリートークを10月19日(土)に開催します。皆様奮ってご参加ください。

■このイベントの魅力
本企画展の会場である山形市郷土館は、国の重要文化財に指定されている旧済生館本館を活用した建物で、もとは七日町にありました。1878(明治11)年に初代山形県令三島通庸の命で建設された擬洋風建築で、東北地方の医学の拠点として機能してきました。その脇を流れていたのが、山形五堰の一つである「御殿堰」です。
旧済生館本館は、1969(昭和44)年に山形城跡である霞城公園に移築されました。江戸時代の名残を残す霞城公園、そして明治時代初期の擬洋風建築の傑作と言われる旧済生館本館へお越しいただき、江戸時代から続く山形五堰の解説をお楽しみください。

宮町堰

山形市郷土館展示室

■インフォメーション
場所:山形市郷土館(旧済生館本館)1階ロビー
開催期間:2024年10/5(土)~11/10(日)9:00~16:30
ギャラリートーク日時:10/19(土)15:00~15:30
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