特集：そこの魅力を語ろう！／ SAGAEまちなか芸術祭

/ 更新日 / 2024.08.26

山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市７町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。

今回は、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、それぞれのまちにあるイベントや場所について、その魅力をお伝えいただきます。

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制作者：清政朱音（寒河江市地域おこし協力隊／みらい協働課所属）

■概要
市制施行70周年の寒河江市全体がアートで溢れるイベントです。「街中すべてがアートステージ」というコンセプトのもと、まちとアーティストがつくる作品が展示されます。地域に根ざした地元企業とアーティストがコラボした企画では、ものづくりの過程で出る廃材や伝承されてきた技術や材料を素材としたSDGsアートなどにより、伝統産業や誇れる文化が改めてスポットライトを浴びる機会となります。
展示会場は、寒河江駅付近から市役所までの寒河江の大通り沿いがメインです。屋外に展示される大型のアートや、街中のショーウィンドウを利用したアート、アーティストによるトークセッションの他、９月２９日には、「ふるさとクリエイトSAGAEまちなか芸術祭」と銘打ったイベントデーがあり、ステージでのパフォーマンスやクラフト市、キッチンカーフェス等が開催されます。

■このイベントの魅力
私はこのイベントの実行委員として準備の段階から関わらせていただいておりますが、寒河江の伝統産業や文化がぎゅっと詰まったイベントに仕上がってきているのでワクワクしています。寒河江の老舗企業である佐藤繊維さんや鏡畳店さん、軽部草履さん、渋谷鯉のぼりさん等がアーティストとコラボをして、新しいアートが生まれていきます。このイベントでは、単にアーティストの想いや感性だけでなく、こういった地元ならではの技術や素材を最大限に活用した作品が生まれることが醍醐味なのだと思います。また、イベントデーでは大通りが歩行者天国となり、寒河江市全体が賑わい溢れる一日となること間違いなしです。私も一日、スタッフとして巡っていますので、ぜひ遊びに来てくださいね！

（写真：清政朱音）